人間ドックをおこなうことによって重大な病気の早期発見することができるといったメリットがあります。早期発見ができれば治療の開始が早くなり、病巣の進行をとめることができます。健康診断や特定検診よりも検査の内容が多いという特徴があり、定期的に受診することが望ましいとされています。人間ドックの検査内容は病院やクリニックによって違いますが、血液検査・胸部レントゲン・尿検査・腹部超音波・胃バリウム検査・胃内視鏡検査などをおこなうことが多いです。
胃の検査は胃バリウム検査と胃内視鏡検査を選択することができる医療機関もあります。胃内視鏡検査では鼻からカメラを入れる経鼻内視鏡を取り扱っているところもあるので、経口が苦手な方は事前に調べておいたほうが良いです。血液検査は、肝機能・腎機能・膵機能・血液脂質・貧血の検査・糖尿病がわかるヘモグロビンＡ１ｃや血糖の検査などの一般の血液検査や胃がん・大腸がん・肺がんなどを調べることができる腫瘍マーカーなどを実施することができます。人間ドックにはオプションがついている場合が多く、女性ならではの疾患の子宮頸がんの検査や乳がん検査などおこなうことができます。
男性の場合は前立腺がんの検査がオプションになっている場合が多いです。人間ドックは医療機関に１泊するプランや数時間で終わることができるプランなどさまざまあるり、費用もそれぞれかわってきます。人間ドックは健康保険の適応にはならないので自由診療になります。