がん検診でわかること

日本人の3人に1人がガンで亡くなる時代になった今、ガンはもはや他人ごとではありません。こんなにも検診をしたほうがいいといわれているのに、実際にがん検診の受診率というのは40%ほどしかいません。こう考えると日本はがん検診の後進国と言わざるを得ません。その理由を聞いてみると、がん検診には高額なお金がかかるからとか、検診にいくのが恥ずかしいとか、がんと言われるのがこわいからなどがあげられています。

お金のことですが、がん検診は多くの自治体で補助金がだされています。おもに40代以上を対象にしているのですがわずか1000円程度で検診ができるようなシステムができているのです。また、恥ずかしいというのはわかりますが、それでも受ける意味はあります。子宮がん検診は産婦人科で内診によって検査をするので若い女性が恥ずかしいという気持ちはわからないでもないですが、それによってガンではないけれど別の病気が見つかるというケースもあるのです。

たとえば子宮内膜症と子宮筋腫という病気です。どちらも女性にとても多い病気です。この病気があることで、体調不良ということだけでなく、将来不妊の原因になることがあるのです。将来子供を持ちたいと思っている人で生理痛や出血過多の症状がある人は、検診とともに、症状をいって検査を受けるといいのです。

早めに治療をしたほうが早く治る可能性がふえます。結局のところ自分の体は自分で守るしかないので、しっかり検診をうけたいものです。

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