胃炎の症状が続いたときはがん検診を

食べ過ぎや飲み過ぎが原因で、胃がもたれたり、むかむかするようなことは珍しくありませんが、その状態が市販薬を飲んでいるのに、1週間や2週間以上も続くと、さすがにただの胃炎ではない可能性があります。これぐらいなら耐えられるし、大したことはないと思っていたら、実は胃がんにかかっていて、しかも末期の状態だったということもあるので、そうなってから慌てたり、後悔したくないなら普段から定期的にがん検診を受けるようにしましょう。慢性胃炎の主な症状は、胃もたれや空腹時や夜間の胸やけになりますが、これは胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんでも起こるため、どれが原因なのかは自分では判別できません。しかしがん検診を受ければ、はっきりとした病名がわかるので、あとはその人に応じた治療を受ければ回復に向かいます。

たぶん胃炎だろうなどと自分で決めつけ、市販薬だけに頼るのはよくないので、胃腸の具合が悪いことが続いたときは、早めにがん検診を受けるようにしましょう。胃バリウム、胃カメラ、ピロリ菌検査などを受ければ、胃腸の状態を調べられるので、まずはお近くのクリニックや病院に申し込むことから始めましょう。どんながんでも、初期で見つかればメスで切らなくても治せることがありますし、その後に再発する可能性も低くなります。がんは見つかるのが遅ければ遅いほど、深刻な状態になっていくので、胃もたれや胸やけ、むかつき、吐き気などにお悩みの方は、がん検診を受けることをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*